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おせち百科 食材にまつわることわざや慣用句

『一年の計は元旦にあり』というように、お正月にまつわることわざや
慣用句が数多くあります。私たち日本人にとってお正月が大切な
節目だからでしょうか。ここでは、おせちやお正月にいただくお料理に
まつわることわざや慣用句、言い伝えなどをご紹介します。
  • ごまめの尾頭付き
  • ごぼう抜き
  • 海老で鯛を釣る
  • 酢はなます、ごぼうは田麩
  • 餅がゆの節供
  • 餅は餅屋
  • 桃栗三年柿八年

ごまめの尾頭付き

関東では田作りのことをごまめといいます。田の肥料に使うほどたくさん獲れたところから、豊作への願いを込めた祝儀肴。五穀豊穣を願い「五万米」の字を当てて、ごまめと呼ぶようになったそうです。
ごまめは、小さくてもちゃんと尾頭付きで、おせちに盛り込まれます。つまり、「ごまめの尾頭付き」とは‘小さくても、 がんばって頭(かしら)になりなさい’という意味。親から子へ 叱咤激励を込めた想いの表れでしょうか。正月、ご家族でこうした意味を語り合いながら、食卓を囲むのもいいかもしれませんね。

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ごぼう抜き

お煮しめやたたきごぼう、さらには花びらもちの中にも使用する食材、ごぼう。お正月に欠かせない食材のひとつです。「ごぼう抜き」とは皆さんもご存じのように、 競争などで一気に抜き去ること。正月名物の駅伝でよく見られる光景ですね。転じては、ヘッドハンティングの意味もあるそうです。
おせちに使われるごぼうに込められた意味合いは、 豊年と息災。地中に細く長く根を張ることから、‘土台を固めて堅実に暮らせるように’という願いも込められています。とくに関西では、黒豆の代わりにたたきごぼうを入れます。別名「開きごぼう」ともいわれ、開運の意味合いがあるそうです。

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海老で鯛を釣る

‘少しのものやわずかな労力で、多くの利益を得る’という意味ですが、おせちに入れられる海老は‘ひげ長く腰が曲がるまで元気であれ’という長寿への願いが込められています。
おせちのお重に入れるのは伊勢海老はもちろん、川海老を串刺しにしたものなど様々。いずれも殻付きで調理するため、旨みが逃げません。また、鯛は文字通り‘めでたい’の語呂合わせで、お祝いの席には欠かせない魚。おせちメニューとしての海老と鯛に関しては、健やかさや幸せを祈念する想いが込められているんですね。

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酢はなます、ごぼうは田麩

なますは酢の酸味があってこそ、おいしい。お麩はごぼうがあってこそおいしくなる。料理を作る際に欠かせない組み合わせのことを意味しているそうです。
おせちのなますは、千切りの大根と人参を甘酢で漬け、ユズの皮で香りをつけた紅白なますが一般的。大根の白と人参の赤を縁起の良い紅白の水引に見立てたものです。見た目もおめでたい印象で、しかもさっぱりとした風味は、お口直しにも最適。おせちは、様々な願いが込められ、栄養のバランスもよく、さらには味覚の調和もとれていて、先人たちの知恵の深さにあらためて敬意を表したくなりますね。

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餅がゆの節供

その昔、正月の15日に餅と小豆を入れたかゆを食していたそうです。地域によっては、この餅がゆで年占いをしていたとか。その餅がゆの一部を残しておき、18日に食べておくと、その年の夏、毒虫に刺されないという言い伝えもあるそうです。また、この時期のおかゆといえば、七草粥。七草が早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれ、無病息災を祈って食されてきました。実はこの七草粥、栄養的にも理にかなっていて、正月のごちそう続きで疲れが出始めた胃腸にやさしいといわれています。さらには、おせちに少ない緑の食材も補給できます。
今度のお正月、7日には七草粥、15日には餅がゆをご家族で召しあがってみませんか。

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餅は餅屋

餅は餅屋が搗(つ)いたものが最もおいしい。つまり、その道のことはやはり専門家に任せるのが良作であるという意味です。
餅は、もともと正月などの祝い事があるたびに搗いて食されてきました。ちなみに、元日から3日にかけては祝いの膳にお雑煮を添えますが、「食い上げる」といって毎日1個ずつ餅の数を増やすと縁起がいいと伝えられています。元日は控えめな数からスタートしないと、3日目には大変な想いをするかもしれませんね。

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桃栗三年柿八年

おせちの中でもお子様たちに人気のある栗きんとん。この栗も3年の月日がかかって、おいしい実になります。『何事も成就するまでは相応の年月がかかる』または、『じっと待っていればやがて良い想いができる』ことを諭すこの言葉。一般的によく知られていますが、実は柿の次に、「柚は九年で花盛り、梅はすいとて十三年」と続くことをご存じでしょうか。
お正月の食卓で、お子様たちといっしょに栗きんとんを召し上がりながら、こんな会話をしても楽しいのではないでしょうか。ちなみに「きんとん」は「金団」とも書き、黄金色に輝く財宝にたとえて、‘財産が貯まりますように’という願いが込められているそうです。

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