京都マーブル 20世紀前半にヨーロッパで開発され、現在では世界でも希少となった染色技法を受け継ぐ京都のファクトリー。その技法の特徴は、一般的なスクリーン技法とは異なり、固形にし染料で柄を作るため、1度にたくさんの色を染めることができ、大理石のような濃淡のまだら模様〈マーブルプリント〉が最大の魅力です。1柄に20〜30色を使うことも多く、別名「100色プリント」と呼ばれるとおり、100色を同時に染めることも可能です。さまざまな柄を表現できるうえ、原料に固形の糊を使うため、複数のパターンをモザイクのように組み合わせることができ、これにより柄のパターンは無限に広がります。また、デジタルプリントとは異なり、立体感があり、色に深みもあります。ほとんどの加工は手作業で行うため、手作りならではの温かみのある風合いが魅力です。素材も国産の高品質なシルクを用い、縫製も日本で行うなど made in Japan にこだわった商品づくりを行っています。