入場料:一般・大学生800円/高校・中学生600円[小学生以下無料・税込]
※三越 M CARD、伊勢丹アイカード、エムアイ友の会会員証、三越伊勢丹ホールディングス株主様ご優待カード、障害者手帳のご提示で、ご本人さま、ご同伴1名さままで無料でご入場いただけます。
前売券(各当日料金から200円引)は、4月5日(水)~5月2日(火)
●ちけっとぽーと ※関東8店舗 http://www.ticketport.co.jp/
●ローソンチケット(Lコード:35356) ※ローソン、ミニストップ各店
●セブンチケット http://7ticket.jp/
●e+(イープラス) http://eplus.jp/ ※ファミリーマート各店
●日本橋三越本店 新館7階 商品券サロン(4月26日(水)~5月2日(火))
主催:毎日新聞社 協力:金子みすゞ著作保存会、金子みすゞ記念館、金子みすゞ顕彰会、JULA出版局、金澤翔子記念館
監修:矢崎節夫(児童文学者・長門市金子みすゞ記念館館長)
身の回りにある小さなものに命を吹き込み、優しさあふれる詩を残した童謡詩人・金子みすゞ。「この世に無用のものはない」という彼女の深いまなざしは、多くのファンの心をとらえています。
金澤翔子は1985年生まれの書家で、ダウン症というハンデを負いながら母・泰子に師事。大河ドラマ「平清盛」の題字の揮毫(きごう)、ニューヨーク国連本部でのスピーチや個展の開催など、その書は海外にも広まり、私たちに生きる勇気と優しさを与えてくれます。
『金子みすゞ全集』が発行された1984年に翔子を身ごもった泰子は、「見えぬものでもあるんだよ」というみすゞの詩の一節に衝撃を受け、全集を入手。翔子の成長の傍らにはいつもみすゞの詩がありました。
時代も、表現のしかたも全く違うふたり。その作品が出会ったとき、ふたりの魂がみごとに呼応しあうことに私たちは驚かされます。
本展では、みすゞの生涯と作品を紹介するとともに、翔子の書家としての歩みと代表作、さらに日々の生活の中で親しんだみすゞの詩のフレーズや象徴する文字を揮毫した作品を展示し、ひびきあう詩と書の世界をご覧いただきます。
-
金子みすゞ (かねこ みすず)
1903年(明治36年)~1930年(昭和5年)童謡詩人。本名:金子テル。
1923年(大正12年)9月に『童話』など4誌に一斉に詩が掲載され、西條八十からは「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛されたが、26歳の若さでこの世を去り、作品は埋もれてしまった。その後、没後50余年を経て矢崎節夫氏によって512編の詩が記された遺稿の手帳が発見され、翌々年の1984年(昭和59年)『金子みすゞ全集』として出版された。 -
金子みすゞ著作保存会提供
-
「私と小鳥と鈴と」(自筆)
金子みすゞ著作保存会提供 -
遺稿が記された3冊の手帳/左から『美しい町』
『空のかあさま』『さみしい王女』
金子みすゞ著作保存会提供
-
金澤翔子 (かなざわ しょうこ)
1985年(昭和60年)~書家。
20歳を機に開いた初の個展「翔子書の世界」を開催して以来、国内外で活躍の場を広げている。2015年(平成27年)3月20日には、ニューヨーク国連本部にて世界ダウン症の日に日本代表としてスピーチを行った。また、ニューヨーク「日本クラブ・日本ギャラリー」での海外個展も開催した。
- 「魚」
-
「阿吽」
矢崎節夫氏ギャラリートーク
(児童文学者・金子みすゞ記念館館長)
■5月3日(水・祝) 午前11時~ 約30分 [会場内にて]
※ギャラリートークご参加には入場券が必要となります。※椅子のご用意はございません。
金澤翔子氏サイン会
(筆ペンにてサインします。)
■5月5日(金・祝) 午前11時~・午後2時~ [会場入口前]
※サイン会は図録をお買いあげの方、各回先着80名さまに限らせていただきます。
※各回80名さまに、本館7階ギャラリーにて、整理券を配布いたします。
※サインは筆ペンを使用しますので多少お時間がかかります。予めご了承ください。
- お問合せ先:日本橋三越本店 TEL.03-3241-3311(大代表)
- ※都合により、イベントの内容が変更となる場合がございます。予めご了承ください。