俵屋宗達「明石図」(源氏物語図屏風断簡) 江戸時代前期
尾形乾山作・光琳画「銹絵白梅図角皿」 表・裏 江戸時代
酒井抱一 「月に秋草図屏風」 江戸時代後期
光琳蒔絵「蜻蛉蒔絵螺鈿合子」 江戸時代
伝尾形光琳「椿若松蒔絵硯箱」
江戸時代
尾形光琳 「菊図屏風」 右隻 江戸時代前期
俵屋宗達・本阿弥光悦
柳に波下絵和歌色紙「ほととぎす」
江戸時代初期
■日本及び東洋美術の宝庫
平成25年10月、箱根の小涌谷に開館した『岡田美術館』は、近世・近代の日本画、浮世絵をはじめ、日本も含めた東洋陶磁器の名品コレクションを中心に、古代の「火焔土器」、「土偶」、「銅鐸」、「埴輪」や、中国の「青銅器」と、多ジャンルの作品を広範囲に収蔵する私立の大型美術館です。5階建ての建築はギリシア神殿を彷彿とさせる荘厳さであり、外観には驚くべきスケールで圧倒する現代の「風神雷神図」を展示しています。
■まとまっての琳派作品 初公開
岡田美術館は膨大な名品を有していますが、中でも光琳の『雪松群禽図屏風』に触発されて蒐集を始めたと言われるように、「琳派」作品を展示の重要な核としています。光悦・宗達合作の『花卉に蝶摺絵新古今集和歌巻』や、『源氏物語』をテーマにした宗達の『明石図』、光琳の大作『菊図屏風』、伊年印(宗達工房)の華やかな屏風作品など、きわめて質の高い注目すべき作品を数多く所蔵。「琳派」を広義(長谷川派や風俗画、近代の院展系の作品などを含む体系)に解釈した場合、絵画・工芸からなる琳派のコレクションは80点以上を数えます。
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お問合せ先:日本橋三越本店 TEL.03-3241-3311(大代表)