日々の暮らしの中で、季節の移ろいを感じ、楽しむ日本人の心を、
美しい言葉で表した二十四節気。
啓蟄、清明、立夏、白露など、二十四の言葉に、移りゆく季節の情景を映しています。このすてきな感性を、もっと暮らしの中に取り入れてみませんか。
「梅雨を楽しむ」6月1日(木)から16日(金) 詳しくはこちら >>
「七夕」6月14日(水)から7月7日(日) 詳しくはこちら >>
初夏が香る旬の味わい「鮎」。
鮎は、独特の香気をもつことから香魚とも呼ばれ、古くから親しまれている初夏の味覚です。5月下旬ごろから、全国各地の清流で鮎漁が解禁されます。1300年余り続くといわれる岐阜県長良川の鵜飼をはじめ、山梨県笛吹川の石和鵜飼、京都嵐山の鵜飼、福岡県筑後川の鵜飼など、鵜匠による古式ゆかしい鮎漁は、伝統的行事として、夏の風物詩として広く知られています。また、清流に遊ぶ涼しげな鮎の姿は、季節を映し味わう和菓子に欠かせない夏のモチーフ。岐阜銘菓として名高い登り鮎をはじめ、京都鴨川の鮎を表した京菓子、琵琶湖の鮎を表現した上生菓子など、素材にも味わいにも趣向を凝らしたさまざまな鮎のお菓子が楽しめます。夏の訪れを告げ、夏の季語でもある鮎。その姿を映した鮎菓子は、季節のご挨拶やおもてなしにおすすめです。 |